the brilliant greenのボーカルであるTommyこと川瀬智子が、ソロ名義でダークサイドを表現するTommy heavenly6。明るくポップなTommy february6とは対極的なキャラクターで、このバランスはTommy heavenly6のデビューシングル「Wait till I can dream」（2003年）の頃から不変である。ヘヴィなロックを基盤にしながら悪魔や死神、ハロウィンなど暗黒寄りの世界を展開。Tommy february6と連名でのアルバム『FEBRUARY & HEAVENLY』（2012年）をリリースするなど、両者の関係は常に表裏一体だ。Tommy heavenly6はTommyの心の暗闇をダイナミックに吐き出す場なのである。