最新リリース
- 2024年1月9日
- 98曲
- Pastel Moods · 1952年
- Night Train · 1963年
- A Jazz Portrait Of Frank Sinatra · 1952年
- Best of Smooth Jazz Select 50 (全曲オリジナル! ベスト・スムース・ジャズ・セレクト50) · 1961年
- Night Train · 1961年
- ベスト・オブ・ジャズスタンダード30 · 1959年
- Pastel Moods · 1952年
- Oscar Peterson & Nelson Riddle · 1963年
- ベスト・オブ・ジャズスタンダード30 · 1994年
- Night Train · 1963年
必聴アルバム
- オスカー・ピーターソンのピアノスキルの頂点となる、1962年収録の「Night Train」。ベースのレイ・ブラウンとドラムのエド・シグペンを引き連れ、モントリオール出身のピーターソンは、当時ポピュラーだったスタンダードナンバーに挑んだ。"Night Train"、"C-Jam Blues"、"I Got It Bad and That Ain't Good"、"Band Call"など、特にデューク・エリントンへのオマージュが目立つ。“C-Jam Blues"では3人とも激しいスウィングを演出するが、"I Got It Bad and That Ain't Good"では逆にディープなブルースに浸っている。ボーナストラックの1曲では、チャーリー・パーカーの"Now's the Time"のフレーズをカバーし、スウィングとボップを見事に両立。短いトラックだがトリオのエネルギーがみなぎり、リスナーに伝わってくる。さらに、ホーギー・カーマイケルの"Georgia On My Mind"とオリジナル曲の"Hymn to Freedom"ではゴスペルテイストを披露した。特に"Hymn to Freedom"は60年代にリリースされたLP盤でアルバムのラストに収録され、感動的なフィナーレを飾った。
アーティストプレイリスト
- 超絶テクニックと上質のスウィング感で、モダンジャズの歴史に残るピアノの名手。
シングル&EP
参加作品
- ライオネル・ハンプトン・オールスターズ
- Lionel Hampton and His Quartet
- ディジー・ガレスピー, ハリー・エディソン & ロイ・エルドリッジ
オスカー・ピーターソンについて
軽快なスイング感と比類なきテクニック、正確なタッチでジャズピアノの魅力を世界中に広めたピアニスト/作曲家。1925年カナダ出身で、幼い頃にピアノの才能が開花して注目を浴びる。1949年にプロデューサーのノーマン・グランツに招かれてアメリカに進出、カーネギーホールで世界デビューを飾った。Verve Records、ドイツのMPS Records、Pablo Recordsなど、さまざまなレーベルから作品をリリース。レスター・ヤング、ルイ・アームストロング、スタン・ゲッツ、エラ・フィッツジェラルド、カウント・ベイシーなど、多くのレジェンドたちと共演した他、自己のグループを率いて活躍。1959年から1965年まで活動を共にしたRay Brown(B)、エド・シグペン(Dr)とのトリオは、“黄金のトリオ”と呼ばれて人気を博し、『The Trio - Live from Chicago』(1961年)、『Night Train』(1963年)など、多くの名盤を世に送り出した。2007年に82歳でこの世を去るまで“巨人”として君臨、モダンジャズ史上最高のピアニストの一人としての天寿を全うした。
- 出身地
- Montreal, Quebec, Canada
- 生年月日
- 1925年8月15日
- ジャンル
- ジャズ