Arctic Monkeys

100 Best Albums

  • 2013年9月9日
  • 12曲

必聴アルバム

  • AM

アーティストプレイリスト

Arctic Monkeysについて

2000年代半ばの音楽シーンは、スキニージーンズを履いてガレージロックを鳴らす新人アーティストに事欠かず、さまざまなバンドがThe Strokesやザ・リバティーンズに続いて音楽誌『NME』の表紙を飾ろうと競い合っていた。しかしイギリス、シェフィールド出身のArctic Monkeysは、そうした彼らのヒーローであるバンドたちに匹敵するほどにメディアの熱狂を掻き立てただけでなく、完全に超越して自らもロックの権威になった。バンドを結成した2002年にはまだ16歳だったシンガー/ギタリストのアレックス・ターナーは、瞬く間に人並み外れた知性とウィットに富んだソングライターとしての地位を築き上げ、そのおかげでバンドが2006年にリリースしたけんか腰の一斉射撃のようなアルバム『Whatever People Say I Am, That's What I'm Not』はUK史上最も速いペースで売れたデビュー作になった。このアルバムでターナーはレイ・デイビス/ポール・ウェラー/デーモン・アルバーンの流れをくむイギリスのパブロック哲学者の仲間入りを果たしたが、Arctic Monkeysは国内の現象にとどまる気はなく、世界制覇に狙いを定めた。2009年の『Humbug』では、プロデューサーを務めたQueens of the Stone Ageのジョシュ・オムの助けを得てリフの厚さを増し、さらに全米チャートのトップ10入りを果たした2013年の大ヒット作『AM』には、「Do I Wanna Know?」「R U Mine?」のようなヘッドライナーの常連になった彼らにふさわしいフェスティバル向きのシンガロングできるノリのいい曲が並んだ。そして世界最大のロックバンドに名を連ねると、Arctic Monkeysはその中でも自分たちが特に冒険的なバンドであることも証明した。2018年のグラム・ジャズのコンセプトアルバム『Tranquility Base Hotel & Casino』では、ターナーは複雑なSF物語を作り上げ、バンドが宇宙の軌道を回る存在になってもストリートに足を着けたまま、資本主義やメディア依存症といった現実世界の苦悩を表現してみせたのだった。

出身地
Sheffield, England
結成
2002年
ジャンル
オルタナティブ
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