アーティストプレイリスト
- トリニダード・トバゴに生まれ、ニューヨーク・クイーンズで育ったニッキー・ミナージュ。強い自我と圧倒的な存在感を持つ女性ラッパー/シンガーで、ミックステープを通じた活動によって知名度を確立。その才能を先輩ラッパーのリル・ウェインに認められたことを機に、2010年にアルバム「Pink Friday」でデビューし、一躍フロントラインに躍り出ることになった。ヒップホップの枠に収まることなく、テクノやEDMなどのエッセンスも取り入れる柔軟な音楽性の持ち主で、ラップとヴォーカルにはジャンルに関わらず多くの人を引き付ける懐の深さが備わっている。ヒップホップをベースにしながらも、さらなる可能性を広げることのできる逸材。
- 3月1日、ニッキー・ミナージュがカリフォルニア州オークランドで2024年のツアーをスタートした。ロボットダンサーや地下鉄の電車、派手な衣装チェンジ、目を見張るような振り付けなど、そこには期待されるすべての華やかな魅力が盛り込まれていた。ショーの舞台は、『Pink Friday 2』のアルバムアートからインスピレーションを得た、ミナージュとファンたちが集うきらびやかなピンク色の未来都市、“ギャグ・シティ”だ。ニッキーはいつだって魅力あふれるパフォーマーだが、このツアーでは、そのユニークな自信をオーディエンスにまで広げている。「ギャグ・シティの外で何が起こっていようが、中にいる私たちは、ポジティビティや成功、繁栄、知性、英知を放っている」と彼女はオークランド・アリーナに集まったファンに伝えた。これから行くライブの予習をしている人も、すでに行ったライブの思い出に浸りたい人も、ここでツアーのセットリストをチェックしてみよう。
- 音楽シーンを率いるアーティストのインスピレーションとなった、サンプルの数々。
- 2010年代を象徴するラップスターの確かなスキルを味わい尽くす。
- 歌やラップ、多彩な声やスタイルを使い分けるニッキー・ミナージュだが、さまざまな形に変化しても、そのパワフルなエネルギーは変わらない。ウェイトリフティングでも、インターバル・トレーニングでも、サイクリングやジョギングのときでも、Apple MusicのエディターとApple Fitness+のトレーナーが選曲したニッキー・ミナージュのプレイリストを聴けば、モチベーションと集中力を保てるはず。プレイボタンを押したら、ニッキーのアップビートな曲の力を借りて、いつもより少しだけレベルアップしてみよう。プレイリスト内の曲は随時更新されるので、お気に入りの曲はライブラリに追加してください。
- さまざまな要素を取り入れた華やかなサウンドと奇抜なファッションで、2010年代のポップアイコンになった女性ラッパー、ニッキー・ミナージュ。彼女のようなアーティストの出現の背景には、1990年代に活躍したリル・キムやミッシー・エリオット、イヴ、ローリン・ヒルのような女性ヒップホップ/R&Bアーティストはもちろん、MADONNAやCyndi Lauperのような女性像の枠を広げたポップスターの活躍もあった。