デビュー時からのフォークロック路線にサイケデリックという新たな道筋を加えた前作「Fifth Dimension」に続く4作目のアルバム。初期のメインソングライターだったジーン・クラーク(G/Vo/etc)が正式に脱退して4人編成となり、多くのサポートミュージシャンを迎えて制作された。ドライブ感あふれるベースが導く"So You Want To Be a Rock 'n' Roll Star"、彼ららしいコーラスワークが光る"Renaissance Fair"といった親しみやすい曲の一方で、ダウナー感漂う"Everybody's Been Burned"、逆回転テープでインド風のムードを作り出した"Mind Gardens"など方向性の広がりを見せるが、それはメンバー同士の不和の表れでもあった。アルバムタイトルはボブ・ディランの64年作"My Back Pages"の歌詞の一節に由来し、同曲は本作でカバーされている。
- 2006年
- 1973年
- ジーン・クラーク & The Gosdin Brothers
- バッファロー・スプリングフィールド
- The Red Krayola
- カントリー・ジョー・アンド・ザ・フィッシュ
- ボブ・ディラン & The Band
- ラヴィン・スプーンフル
- The Knickerbockers