前作から約1年3ヶ月ぶりとなるニューアルバムは、自身の出産を挟んでのリリースとなった。過剰さゆえのエキセントリックかつドラマチックな表現方法は、パッと聴いた感じ鳴りをひそめており、練り上げられバラエティに富んだトラックからなる完成度の高い作品。繊細なポップネスを田渕ひさ子のギターがひきたてるアルバムの中の名刺代わりの一曲、クラムボンのミトがプロデュースする ”TOKYO BLACK HOLE” や、テン年代っぽいセンスと、ディストーションのミスマッチが面白い “■ックミー、■ックミー”、直枝政広とついにメロウなデュエット(!)までしてしまった新境地トラック “無修正ロマンティック ~延長戦~” など、通して聴けば満腹感120%。
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