The Stanley Clarke Band (feat. Hiromi, Ronald Bruner, Jr. and Ruslan)

The Stanley Clarke Band (feat. Hiromi, Ronald Bruner, Jr. and Ruslan)

2009年、上原ひろみ(P)とレニー・ホワイト(Dr)によるトリオ編成でアルバム『Jazz In the Garden』をリリースし好評を博したスタンリー・クラーク(B)が、2010年に、上原ひろみをスペシャルゲストに、レニー・ホワイトを共同プロデューサーとして迎えて制作したアルバム。火を噴くようなファンクチューン「I Wanna Play for You Too」や、アコースティックからエレクトリックまで、ベースを自在に操る重厚なソロ演奏の連作曲「Bass Folk Song」など、長年のファンにはおなじみのナンバーの他、1970年代にチック・コリアとともに一世を風靡したフュージョンユニット、リターン・トゥ・フォーエヴァーの名曲「No Mystery」の再演や、往年のジャズロックの名グループへのオマージュ曲「Larry Has Traveled 11 Miles and Waited a Lifetime for the Return of Vishnu's Report」など、1970年代のクロスオーバー・ジャズを現代に再構築した意欲的な内容になっている。上原ひろみは、5曲で先人の偉業に敬意を表しつつ水を得た魚のように躍動感あふれるピアノを披露し、このアルバムのために「Labyrinth」を書き下ろした。本作は、グラミー賞最優秀コンテンポラリージャズアルバム賞を受賞、スタンリー・クラークのキャリアに新たな花を添えた。

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