Seven Days Walking: Day 4

Seven Days Walking: Day 4

ポストクラシックの旗手である作曲家ルドヴィコ・エイナウディが7日間、冬山の同じ道を歩き日々の変化を音楽で表現するプロジェクト「Seven Days Walking」の第4弾「Day 4」は、「Day 3」でも聴かれた穏やかさや静けさを受け継いだものとなっている。"Low Mist"は優しくゆっくりと脈打ちながら、心の中の不安を取り去ってくれる。"Cold Wind"では寒風が、徐々に和らいでいく。ルドヴィコ・エイナウディが求める内なる幸福はもはや手の届く所にあるかのよう。しかし、人生はさほどシンプルではない。"Matches"では木々の間を抜ける風が柔らかくも悲しげな音を立て、"View from the Other Side"はノスタルジックな空気が包む。「Seven Days Walking」の聴きどころである複雑な情感と繊細さ、ルドヴィコ・エイナウディならではの絶えず移ろう音楽表現の組み合わせは魅惑にあふれ、リスナーの心を溶かす優しい力を持っている。

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