

Ninja Tune のビジュアル担当とも言うべき Hexstatic。Stuart Warren Hill と Robin Brunson によって1995年に結成されたユニットだ。まだVJが珍しかった時代からオーディオ/ビジュアルの融合を究めんとする彼らのサウンドは常に、映像を想起させるものであった。本作は彼らが2000年にリリースしたアルバムだ。ファクスの通信音などをあしらった “Communication Break-Down”、日本語やドイツ語などのニュース番組からサンプリングされたボイスで構成する “Deadly Media”、レーベルのテーマ・ソングとも言えるような忍者の戦闘シーンを思わせる “Ninja Tune”、ロボ声使いのポップ・トラック “Robopop”、往年のテレビゲームをモチーフにした “Bass Invader” などが並ぶ。どれも、いきいきと映像が立ち上がってくるようなサウンドだ。彼らの映像作品に触れたいという方は、Coldcut & Hexstatic 名義でリリースされている「Timber」をご覧になってみるといいだろう。音と映像が完全シンクロした世界観を楽しめるはずだ。