

黄金の1980年代を彩ったヒットメイカーの一人、リチャード・マークスのセカンドアルバム。ライオネル・リッチーにフックアップされ、さまざまなバンドやアーティストのバックボーカリスト/ソングライターとしてキャリアを重ねてきた実力派だけに、本作にもTotoのスティーヴ・ルカサー、シカゴのビル・チャンプリンやリトル・フィートのビル・ペイン、他にもブルース・ガイチやマイケル・ランドウら、当代きってのトップセッションミュージシャンがずらりと並び、本作を取り巻く磐石なプロダクションの充実ぶりを伝えている。キャッチーなギターのカッティングが踊るハードポップ「Satisfied」と、胸を打つソウルフルなスローバラード「Right Here Waiting」という特大ヒットシングルを二大看板に、3作目のシングルカット曲「Angelia」などリチャード・マークスの代名詞を満載した本作。どの曲もハスキーで絶妙な陰りを帯びた歌声と、この時代のメインストリームロックならではのビッグプロダクションの醍醐味が味わえる。