1984年に自身のクインテットでアルバムをリリースして以来、常にサウンドを進化させ刺激的なジャズを追求してきたベーシストのデイヴ・ホランドが2000年にリリースしたリーダー作。ロビン・ユーバンクス(Tb)、スティーヴ・ネルソン(Vb)、Billy Kilson(Dr)らニューヨークジャズ界で活躍する前作「Points of View」からのメンバーに、新たにクリス・ポッター(Sax)が参加。複雑な構成と、多彩なジャンルから影響を受けたキレのあるリズムをバックに、テナー、アルト、ソプラノと3種類の楽器を使い分け、サウンドに新鮮なスパイスを加えている。また、メンバー全員がオリジナル曲を提供するなど、グループとしての成熟度もアップ。ニューヨークの息吹を感じるスタイリッシュなジャズをご堪能あれ。
ディヴ・ホランド・クインテットのその他の作品
- 1998年
- 1984年