日本はもとより、イギリスやアメリカなどを始めワールドワイドに活動している4人組インストゥルメンタル・ロック・バンド、LITE。音響系/ポストロックの巨匠ジョン・マッケンタイアをプロデューサー&エンジニアに迎え、シカゴの Soma Studio でレコーディングされたミニ・アルバムは、シンセサイザーを大胆に導入した前アルバム「Turns Red」に続き、バンド・サウンドの新たな可能性を追求する意欲作。まるで雨音がサウンドを奏でているかのように静寂の中にダイナミズムをはらんだ “Drops”、ミニマルなギター・フレーズが硬質なグルーブを醸し出す “Image Game”、不穏なベース・ラインに暗いなコーラスワークが絡む “ANDROMEDA” など、LITE らしいディープな世界観を持ちつつも、新鮮な感動に満ち溢れたサウンドスケープを展開している。圧巻は、怒濤のアンサンブルが加速していくアルバム・ラストの “100 Million Rainbows”。LITE の音楽は、ボーカルレスであるがゆえに、どこまでもイマジネーション豊かに鳴り響いている。
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