ピアノトリオバンドが紡ぐ趣深い物語。ブラックミュージックを基調に、エモーショナルで洗練されたポップサウンドを奏でるピアノトリオバンド、Omoinotakeの4作目となるEP。前作に収録された「モラトリアム」がアニメ映画の主題歌に抜てきされ、陰影深い物語とリンクした世界観が熱く支持された彼ら。その後も「夏の幻」「産声」と立て続けにドラマのテーマソングを手掛け、胸を締め付けるような切なさを生むメロディセンスと、R&Bやジャズ、ヒップホップの影響を感じさせる現代的なサウンドメイクが高く評価された。本作にはそのドラマ主題歌2曲と、メンバーが敬愛するJQ (Nulbarich) が手掛けたリミックス音源を含む6曲を収録。ファルセットを生かした伸びやかな歌声が奥深いストーリーを描き、ストリングスやホーン、電子音を効果的に配したバラエティ豊かなサウンドが胸を熱くさせる。