Henryk Górecki: Symphony No. 3 (Symphony of Sorrowful Songs) [Deluxe Version]
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![Henryk Górecki: Symphony No. 3 (Symphony of Sorrowful Songs) [Deluxe Version]](/assets/artwork/1x1.gif)
1976年にヘンリク・グレツキによって作曲された「交響曲第3番」"悲歌のシンフォニー"は、さまざまな時代に表現された生と死への苦しみをテキストに用いて構成しており、ソプラノの独唱とオーケストラの双方に、ダイレクトな感情表現を要求する作品。ソリストにイギリスのトリップホップの先駆者的存在であるポーティスヘッドのヴォーカリスト、ベス・ギボンズを迎え、彼女のはかなげでありのままの歌声と、クシシュトフ・ペンデレツキの指揮によるポーランド国立放送交響楽団が作品の真髄をしっかりと描き上げている。ギボンズの歌声はどの楽章も純粋で誠実さにあふれ、特に第2楽章の魂のこもった表現力が印象的。ライブレコーディングによって、輝きと緊張感のある彼女のパフォーマンスがいっそうダイレクトに伝わってくる。