Can't Slow Down

Can't Slow Down

希代のメロディメイカー、ライオネル・リッチーが手掛けた耳なじみのよいスムーズなサウンドやヴォーカルは、当時のアーバンアダルトコンテンポラリーやクワイエットストームと呼ばれる音楽性の頂点を成すものだろう。コモドアーズ脱退後のソロ2作目となる本作からは2曲の全米No.1ヒットが生まれているが、アップもバラードもシングル曲はどれも魅力的なメロディが満載。ラテンフェスティバル的で陽気なリズムにのせた"All Night Long (All Night)"は、ついつい踊りだしたくなるような快活なナンバー。報われない愛を歌った"Hello"、感傷的な甘さを持った"Penny Lover"やデヴィッド・フォスターとの"The Only One"など、バラードのセンチな雰囲気も彼の独壇場。80年代を代表する屈指の名作がぎっしり詰まっている。

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