Haydn 2032, Vol. 12: Les jeux et les plaisirs

Haydn 2032, Vol. 12: Les jeux et les plaisirs

本作は指揮者のジョヴァンニ・アントニーニが、ハイドンが遺した現存する107作に及ぶ交響曲のすべてを録音するプロジェクトの第12弾。『Les jeux et les plaisirs』(“遊び心と喜び”)というタイトルは、まさにこのアルバムにふさわしく、アントニーニのエネルギッシュな指揮によって、それぞれの楽曲がスリリングに蘇る。収録された3つの交響曲を順に並べると、第69番、第66番、第61番となると考えられているが、書き上げられたのはいずれも1776年である。これらの作品はニコラウス王子と貴族の客人たちをエステルハージ宮殿でもてなすために用意されたもので、それぞれが酒場で演奏される音楽や田舎の踊りのような心地よさに満ちている。バーゼル室内管弦楽団のメンバーは、この喜びに満ちたアルバムのジョーカー的存在である『Symphony No. 66』の第1楽章と第4楽章で、喜びを爆発させるような演奏を聴かせてくれる。さらに『Toy Symphony(おもちゃの交響曲)』では、ガラガラやカッコウの笛、ウズラの笛が大活躍する。

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