Frequencies

Frequencies

LFO

そのミニマルで可愛げのあるシンセサイザーでブリープ・テクノというカテゴリーを生み出した、LFOのファーストアルバム。ブリープという語感から直線的で無骨なシンセサウンドを連想しがちだが、本作のサウンドは非常にバラエティに富んだものである。初期のシカゴハウスを思わせる“LFO”、ディストーションの効いたビートがうなる“We are Back”、女性ボーカルをフィーチャーした“You Have to Understand”、“Love is the Message”など、アルバムとして聴きやすく面白みのある楽曲が並ぶ。本作がリリースされた1991年、その前後1〜2年はテクノの当たり年で多くの才能が世に放たれたが、LFOの活躍は一際目立つものであった。今や数々の才能あるアーティストを抱えるWarp Recordsの最初期作品という意味でも歴史に名を刻む1作だ。

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