2015年3月に結成された yahyel(ヤイエル)のデビューアルバム。ヴォーカル、トラック、シンセのパートを核に、ドラムとVJが加わった新世代的な5人編成グループ。ブルースなど各自の音楽的ルーツを表現しながらも、あくまでも世界で「現在」聴かれているサウンドを意識しているという。そういった意味で今回の作品には、 James Blake を頂点としたダブステップ以降のサウンドフォーマットが大々的に取り入れられている。浮遊するファルセットと印象的なシーケンスのシンセ、太いベース、そして少ない音数の組み合わせが作り出すダークで冷たいテクスチャーが心地よい。日本が参加できていない「英語」を軸にした文化/ビジネス圏での活躍を大いに期待させるアルバム。
yahyelのその他の作品
- 2018年
- 2018年
- 2017年
- 2017年
おすすめコンテンツ
- DATS
- jan and naomi