EQUINOX(Special Edition)

JO1
EQUINOX(Special Edition)

「昼と夜、光と闇、夢と現実といった相反するものが対峙する世界で僕らは突き進んでいく、ということを表現した作品です」。JO1の川尻蓮は、アルバム『EQUINOX』についてApple Musicに語る。「EQUINOX」とは昼と夜の長さがほぼ等しくなる時を指す言葉であり、日本では春分の日と秋分の日がそれに当たる。シングル『MIDNIGHT SUN』『TROPICAL NIGHT』を通じて伝えてきた光と闇のストーリーを完結させる本作。「誰しも壁にぶち当たることがあると思う。僕らも表現を突き詰めていく上で多くの壁に直面するけれど、そのときどうするかという対処方法をパフォーマンスを通してみんなに伝えられたらいいな」 本作ではJO1として初のユニット曲を収録。「Itty Bitty」には川尻蓮、白岩瑠姫、川西拓実、大平祥生、木全翔也、豆原一成、「Mad In Love」には與那城奨、河野純喜、佐藤景瑚、金城碧海、鶴房汐恩がそれぞれ参加した。堂々巡りの恋を描くアグレッシブなヒップホップナンバー「Itty Bitty」に対し、一途な愛を歌う「Mad In Love」は叙情的なバラードになっていることについて、河野純喜は言う。「2曲とも恋愛をテーマにしているのに、曲調は全然違う。そこがまた“EQUINOX”的ですよね」 「NEWSmile」は河野、木全、金城、與那城、大平が共同で作詞を手掛けた。河野は制作プロセスを振り返る。「作詞をしたいメンバーがまずは自由にアイデアを持ち寄って、『それいいね』とか話し合いながらテーマを決め、徐々にアップデートしていきました」。川尻はうなずき、この曲の魅力について教えてくれた。「歌っていると『ここは純喜っぽいな』とか、作詞に参加した5人の個性が言葉の節々にあって、メンバーを身近に感じられる。パフォーマンスすると元気になります」 Apple Musicでは本作をドルビーアトモスによる空間オーディオで聴くことができる。「コーラスや楽器の音がいろんな方向から聞こえてきて、まるで生演奏を聴いているような感覚がしました」と、音の豊かさに驚きの表情を見せる河野に続き、川尻も語る。「僕はダンスをする上で楽器一つ一つの音を聴く癖があるんですけど、空間オーディオは今まであまり意識していなかった音も鮮明に聞こえてくる。たくさんの発見があるなと思いました」。メンバー11人のチャレンジに満ちた本作。ここからは川尻と河野に、いくつかの楽曲を解説してもらおう。 Venus 河野:Venusは金星を意味する言葉で、金星はどの時間帯でも一番見やすい惑星です。僕らのいる地球は昼と夜があり、光と闇に包まれた時間があるけれど、Venusはいつでも人々を照らしてくれる、ということを歌っています。僕たち自身も毎日支えてくれているJAM(ファンの名称)の皆さんにとってVenusのような存在になりたいという思いを込めて歌いました。 RadioVision 川尻:今まで見たものをふいに思い出す現象をRadioVisionというのですが、僕たちとJAMの間にもたくさんの思い出があり、今後ももっと思い出を増やしていきたいと思っています。「思い出になる いつか今日も」というフレーズは、今の僕たちの姿と、これからの希望や楽しみも想像できるので、歌詞の中でも特に好きなところです。 Itty Bitty 川尻:少し奇天烈なメロディで、最初に聴いた時は理解が追いつかないような衝撃を感じました。攻めた曲調に対して、歌詞は男性の恋焦がれるもどかしい気持ちが描かれていて、そのギャップにも面白さがあります。参加メンバーみんなが好きな曲調であり、これで踊ったら絶対かっこいいぞ、かましてやろうぜ、と盛り上がりました。人数が半分になるぶん、一人一人がいつも以上のパワーを出さないといいパフォーマンスにはならない、という話もしました。 Mad In Love 河野:爽やかで明るい曲調で素直に愛を伝える曲。JO1に新しい風を吹かせる一曲だと感じています。これまで僕らはK-PopとJ-Popを織り交ぜたような曲調が多く、ここまでストレートにJ-Popらしい楽曲はなかったので、初めて聴いた時はどこか懐かしさも感じ、歌うのが楽しみになりました。恋愛の浮き沈みをイメージしながら、参加メンバー5人でいろんな色を見せられるように歌いました。 NEWSmile 河野:僕を含むメンバー5人が作詞に参加しました。ニュース番組のテーマソングだったので、みんなでアイデアを持ち寄る中で“新しいスマイル”と“ニュースが参る”をかけた“NEWSmile”というテーマが決まりました。「過ぎてゆく日々に 追いつくのに必死で 忘れてた心」は僕が書いたパートで、忙しい朝、電車に乗っている時に自分が思うことを表現しました。忙しい時はなかなか余裕が持てないけれど、この曲を聴いた時に自分が本当に楽しいと感じることや、やりたいことを思い出してもらえたらいいなという思いを込めています。

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