Don't Sweat the Technique

Don't Sweat the Technique

1992年リリースの本作は、ヒップホップデュオのエリック・B&ラキムとして通算4作目、そして最後のアルバムとなった。ヒップホップのゴールデンエイジ、1980年代後半から1990年代にかけて活動していた彼らは、もっとも影響力のあるDJとMCのコンビとしてすでに知られていた。今作も彼らの絶頂期の楽曲が並び、エリック・B特有のソウル/ジャズテイストが効いたヒップホップビートをバックに、ラキムがアグレッシブかつリズミカルなラップを披露。特にラキムのコンシャスなリリックが注目を浴び、"Casualties of War"では湾岸戦争を情熱的に批判し、"What's Going On?"では当時アメリカで麻薬の使用率が急激に上昇したクラックブームについて言及。1990年代のヒップホップサウンドを象徴するだけでなく、そのリリックには社会問題などポリティカルな内容が深く刻まれている。

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