Atco Recordsの契約を得て、1990年にリリースしたメジャーデビューアルバム。Phil Anselmoがヴォーカリストとして加入を果たしてから2作目にあたる。プロデューサーにTerry Dateを迎え、よりヘヴィなサウンドプロダクションを実践。以前までのグラムメタル的な音楽性から本格的に脱却を果たした。それに合わせて、当初はジューダス・プリーストのRob Halford（ハルフォード）のようなハイトーンヴォイスでシャウトを聴かせていたAnselmoも、Black Flagなどハードコアパンクからの影響を感じさせる低く太いヴォーカルへと次第にスタイルを変化させはじめている。パンテラにとって第２のデビュー作と言っていいだろう。