BCD-2

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アンダーグラウンド・テクノミュージックにおいて、Moritz von OswaldとMark Ernestus、そして彼らのユニットBasic Channelの功績は計り知れない。本作は彼らが1993年から1995年にかけてリリースしたアナログのシングル音源をフルレングスで収録したアルバム。後に当たり前のように聴かれるようなったディレイやエコーといったエフェクトを用いるダブの手法を、テクノに融合させたスタイルの先駆けである。メロディックな要素を取り除き、パーカッシブな音色をエフェクトで深淵化させたサウンドは色あせることなく新鮮に響く。緻密に作られた立体的な音響はダブテクノの源流といえ、後続のフォロワーに大きな影響を与えた。