Country Life

Country Life

結成時のメンバーだったブライアン・イーノがセカンドアルバムを最後に脱退し、前作『Stranded』を経て、この4作目となる『Country Life』は、まさに勝負作となった。結果、Bryan Ferryを中心に、その両脇をフィル・マンザネラとAndy Mackayがガッチリと固める体制が確立。マンザネラ/Mackayとの共作を増やしながら、Ferryのソングライティングの才能に磨きがかかり、同時にボーカリストとしても成長を遂げる。後にプログレッシブロックバンドのUKを結成するエディ・ジョブソンも、エレクトリックヴァイオリンとシンセサイザーで、イーノの穴を埋めて余りある独創的なアレンジに貢献。少し遅れてきたグラムロックバンドという印象だったロキシー・ミュージックは、ニューウェーブの先駆者としての存在感を見せるようになっていった。刺激的なジャケットはリリース当初にはさまざまな改訂が施されたものの、アメリカで初のトップ40入りを達成、バンドの世界的な成功へとつながっていく礎を築いた。