and world

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ACIDMANのキャリアにおいて傑作の呼び声が高い通算4作目のアルバム。デビューから独自のスタイルを貫いてきた3人だが、ここでは先行シングルとなったバラード「季節の灯」でストリングスを導入するなど、過去になかったアプローチをいくつか試みている。この時期、大木伸夫(Vo/G)はバンドをさらに押し進めようという思いが非常に強く、それがメンバー間に齟齬(そご)を生み、彼自身解散を意識したほどだったと後に語っている。しかし、その前のめりな姿勢こそがバンドに新たな風を吹き込み、シングル「ある証明」は疾走感あふれるキラーチューンとして結実した。大木は曲作りにアコースティックギターを使い、多くの人に届くポップな作風を念頭に置くようになったという。その結果、アッパーな「world symphony」や情感あふれる「夏の余韻」のようなメロディアスな歌も生まれた。制作期間中は壁にぶつかりながらも、本作を世に送り出したことで、彼らは次なるステージへの扉を開いた。

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