Long Way Home

Long Way Home

24歳のシンガーソングライター、STELLA LEFTYがブレイクしたのは、2026年初頭のこと。彼女が親友のGrace EngerとSadie Jeanと共に1時間足らずで書き上げた、ポップカントリー調のひたむきな片思いアンセム「Thinking ’bout You」がそのきっかけだった。しかし、彼女を一気にスターダムへと押し上げたのは、ノア・カーンのヒット曲のメロディをモチーフにした「Boston」だった。恋に真っ直ぐ飛び込む気持ちを描いたこの曲はBillboard Hot 100のトップ10入りを果たし、STELLA LEFTYを一躍注目の存在へと押し上げた。その勢いは瞬く間に広がり、彼女はStagecoach(世界最大級のカントリーミュージックのフェスティバル)に出演し、Cameron Whitcombのオープニングアクトを務め、さらには地元であるイリノイで開催されるロラパルーザでパフォーマンスを披露するまでになった。これらの初期のヒット曲は、2026年5月リリースのEP『Is This Heaven?』に収録されている。全6曲からなるこの作品は、コンテンポラリーポップとY2K期のカントリー(グレイシー・エイブラムスとティム・マッグロウの中間のような雰囲気)を爽やかにブレンドした、LEFTYの音楽性を紹介する入門編となっている。 デビューアルバムの『Long Way Home』は、前作EPを土台にしながらその世界観をさらに広げ、恋の始まりにある胸の高鳴りと不安が入り混じるような日々をフルアルバムとして丁寧に掘り下げた作品だ。もちろん、恋愛からの逃避癖がテーマのアンセム「Good at Leaving」や、ワイン片手に思わず口ずさみたくなる失恋ソング「I Know I Know」も収録されている。 とはいえ、アルバムの大半を占めるのは、ウィスキーやスローダンスといったカントリーのお約束のイメージを織り交ぜながらも、軽快で爽やかなポップカントリーのキャッチーなナンバーだ。ソングライティングには、Enger、Jean、そしてLEFTY自身に加え、Joe ReevesやJKashも共同ライターとして名を連ねている。「Boston」をはじめ、バンジョーをアクセントにした「Why Wouldn’t We」、そして、恋に落ちていく様子をボーイフレンドのヴィンセント・メイソンと交互に歌い合うデュエット曲「Something to Lose」に至るまで、LEFTYは新しい恋と、その先に広がる輝かしい未知なるものを心から楽しんでいる。「Something To Lose」で彼女はこう歌う。「これはちょっとした暇つぶしのはずだった/一人でいるのが得意だったのに、2人のほうがいいって君が教えてくれた(This was never supposed to be nothing but a little something to do/I got good at being lonely ’til you showed me I was better with you)」

ミュージックビデオ