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電気グルーヴが結成30周年を記念してリリースしたアルバム。デビュー以来、音楽シーンで独自の地位を築き上げてきた彼らだけに、シンプルなタイトルが重みをもって迫ってくる。"電気グルーヴ10周年の歌2019"、"電気グルーヴ30周年の唄"、"鬼日_1117KIBI"という3つの新曲に加え、過去曲のリメイクバージョンを9曲収録。新曲はもちろん、ドイツのエレクトロポップ・デュオ、2raumwohnungのInga Humpeをゲストに迎えた"Shangri-La"や、トミタ栞をフィーチャーしてヴォーカル曲として生まれ変わった"いちご娘はひとりっ子"など、フレッシュなリメイクぶりも冴え渡っている。30年分のアイデアと技をもとに、ベストなバランスで紡ぎ出されたサウンドは、もはや時代を感じさせない。最新でありクラシック、彼らにしか出せない音が詰まった傑作。