

K-Popでは斬新さが重要視される趣があり、それを実現する一つの方法は大きなグループ内におけるメンバーの再編成だ。SM EntertainmentのスーパーグループであるNCTは、まさにこのコンセプトに基づいて構築された。グループのメンバー数はこれ以上増えないものの、サブユニットの数は増え続けている。NCT JNJMは7番目のサブユニットだ。 NCT DREAMのメンバーであるJENOとJAEMINからなるNCT JNJMの目新しさは、主に彼らのペルソナによって引き出されている。ハイエナジーな7人組ではなく、洗練されたヒップホップデュオとして、JENOとJAEMINがパフォーマンスにおいて個性を発揮できる余地は広がった。デビューアルバムからのリードシングル「BOTH SIDES」は、NCTやNCT DREAMのアルバムに収録されていてもおかしくない曲だが、その中心にある軽快なラップの掛け合いは、自慢話でも遊び心を忘れないデュオにぴったりだ。 全6トラックからなるデビューミニアルバムは、25歳のアイドルである彼らの“キュートさ”と“セクシーさ”という二面性に基づいて構成されている。JAEMINは恋に落ちる寸前の2人について描いたR&Bソング「What It Is」の歌詞を真剣につづった。この曲では2人のアーティストがNCT DREAMのラッパーとしてはあまり求められない“歌い上げる”ような表現も披露しており、NCTの新たなサブユニットとしての斬新さを裏付けている。