

「メジャーデビュー作品ということで、初めてSKRYUを聴いてくれる人たちにも、らしさが伝わる曲を詰め込みました」。ラッパーのSKRYUはメジャーデビュー発表直後のリリースとなるEP『絶』についてApple Musicに語る。2025年リリースのフルアルバム『START』で、SKRYUはさらなる飛躍を前に原点回帰。そして新たな一歩を踏み出した本作でも、Noconoco、maeshima soshi、Shin SakiuraといったSKRYU作品でおなじみのプロデューサーたちをフィーチャーしている。血がたぎるような「Ahhhhhhh! -絶叫-」で幕を開け、エレクトロスウィングの「ピンクのワゴン -悶絶-」、クールでスムーズな「S+ -絶世-」、ミラーボールが瞬く「スパンコールじいちゃん -輝絶-」、そしてオールドスクールなブレイクビーツにキャッチーなフロウが映える「Shangri-La -絶景-」の5曲で多彩なサウンドを展開。その広がりは多面的なリリックとも共鳴し合い、夜のドライブやヒップホップスターの老後などコミカルな語り口をスパイスに、新たなスタートを切る決意やメジャーデビューの覚悟を歌い切っている。「リリース後のライブを『SKRYU 絶(Zepp)Tour 2026』と銘打ち、それにちなんだ絶対的な一作という意味を込めました」。ここ数年でライブ動員数が加速的に増加している中、未踏の絶景に向けて走るSKRYU。そんな彼の背中を後押しする本作について、ここからは本人に各曲を解説してもらおう。 Ahhhhhhh! -絶叫- このEPについての目次のような一曲です。ちりばめた”絶”にちなんだリリックを楽しんでほしいし、特にバースの新しいフロウに注目。まだ見ぬ絶景に向けて皆と叫んで始めたいと思い、この曲を一曲目にしました。 ピンクのワゴン -悶絶- 下ネタパンパンのワゴン。自分でも笑いながらデモを録りました。「SKRYUの曲は良いけど、他の人におすすめしにくい」と言ってくれたあなたには大変申し訳ないですが、今回もSKRYUはフルスロットルです。気に入ってるリリックは「賜るのさ女神のだいしゅきホールド」。 S+ -絶世- ランクなどでは測れない、女性の素敵な笑顔をテーマにしました。夜の街中ドライブにぴったりな一曲。青春のR&Bシンガーソングライター、HI-Dさんに編曲いただき、きらめくダンサブルなサウンドとなりました。この曲で歌っている女性が、次曲のスパンコールじいちゃんの妻という説あり。 スパンコールじいちゃん -輝絶- SKRYUがおじいちゃんになったらというテーマを基に書いた曲です。ぶっ飛んだタイトルですが、最もエモーショナルな曲だと思っています。先に降りてきたフックのメロディに、どんな歌詞を乗せたらいいか長い間悩んでいたところ、雲の上からスパンコールじいちゃんの声が聞こえてきました。 Shangri-La -絶景- まだ見ぬ理想郷へ歩き出す旅を、自分のキャリアに例えて曲にしました。自分らしく、軽率で馬鹿馬鹿しさもあったり、単に好きなノリを詰め込んできたこのEPの最後に、メジャーデビューへの覚悟を歌いました。あの日憧れた売れっ子アーティストのように、SKRYUも「昔の方が良かった」と言われたりすることもあると思いますが、目指すは星一直線。まだ見ぬ絶景までついてきてくれたらうれしいです。