KONNAKOL

KONNAKOL

どこかカントリー調の4作目のアルバム『ROOM UNDER THE STAIRS』を経て、ZAYNは5作目のソロフルアルバム『KONNAKOL』でド派手なエレクトロポップへと回帰した(タイトルは、声でパーカッションのサウンドを鳴らす南インドの歌唱技法に由来し、ZAYNの父親のルーツに敬意を表している)。音響的に壮大で、魅力的な憂いをまとったこのアルバムのために、元ワン・ダイレクションのメンバーである彼は、自身の最初の2作のアルバムを手掛けたグラミー賞受賞歴のあるプロデューサーのMalayに白羽の矢を立て、さらにリアーナの「Stay」にフィーチャーされたミッキー・エッコーも制作陣に加えた。 ソロとしてのキャリアも10年目を迎え、ポップアイドルであり父親としての成熟した境地に落ち着いたZAYNは、内省、希望、そして恋愛関係の疑わしい選択が交錯する、しばしばエロティックでスリリングな作品の中で、その音楽性とセクシュアリティを存分に発揮している。「Used to the Blues」の脈打つようなエレクトロニカは、感傷に浸るよう誘いかけ、「Sideways」では過去を悼む時間が流れる。ZAYNの滑らかなファルセットは「Side Effects」で長期的な幸せを慎重に願い求める一方で、軽快な「Met Tonight」では一転、一夜限りの関係を擁護し、轟(とどろ)くような「Die for Me」ではどこか威圧的で問い詰めるような響きを漂わせる。 ワン・ダイレクションを最初に脱退したメンバーとしても知られるZAYNは、自身の芸術的かつ個人的な活動における立ち位置を理解している。それは「Blooming」を聴けば明らかだ。「自分の影は恐れないから(’Cause I’m not scared of my shadow)/手放したものがあるから(’Cause the things that I’ve let go)/カードを引け 君はどれを選ぶ?(Pick your card, which one you choosing?)/それは幻想の一部(That’s part of the illusion)/崩れ落ちる人生は(When life falls to ruins)/死に絶える? それとも咲き誇る?(Is it dying or blooming?)」と彼は歌う。

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