

CHAIのフロントに立ち、世界を魅了した双子のMANAとKANAが始動させたプロジェクトの初アルバム。バンド解散後、一度は音楽から離れることも考えたという2人は、“これが今の私たちの正解”をテーマに本作を作り上げた。聴く人すべてを包み込むようなポップな魅力はそのままに、ノスタルジックな色合いが濃く差し込み、ドリーミーで少しビターな味わいが広がる。ピンク色にはじけていた彼女たちは、この世界に別れや終わりがあることを知り、どうしようもないほどの切なさや孤独も抱きしめて歩いている。恋の始まりをふわりと描く「おかしなきもち」、初めての恋人との別れを語る「たまや」、孤独を知った心からこぼれる願いをそっと歌う「夜はきらい」。いずれもピュアなラブソングのようでいて、2人が音楽に、そしてこの世界に捧げる大きなスケールの賛歌として響く。