BEFORE I FORGET

BEFORE I FORGET

2024年10月、シドニーで行われたナショナルラグビーリーグの最終戦にサプライズ出演した際、ザ・キッド・ラロイは次のアルバムの仮タイトル「Watch This!」がプリントされたフーディを着ていた。そのアルバムは2025年半ばには完成する予定だったが、22歳の彼は突然、心変わりをする。すでに完成していた曲のうち1曲を残してすべて破棄し、その後の3か月を、最近の失恋に触発されたまったく新しいアルバムの制作に費やしたのだ。最終的に完成したセカンドアルバム『BEFORE I FORGET』で、ラロイは“一体どこで間違ってしまったのか”と問いかけるような、切なくノスタルジックなR&Bバラードを通して、傷ついた心を赤裸々に表現している。「A COLD PLAY」ではKBeaZyの感傷的なトラックの上でコールドプレイの「Fix You」にオマージュを捧げ、「COME DOWN」では色あせた深夜のメッセージを送り、「PRIVATE」では次の恋は世間の目から遠ざけて守り抜くと誓う。そして、破棄されたアルバムから唯一残された曲「I’M SO IN LOVE WITH YOU」は、かつての関係をほろ苦く刻む証のように存在している。

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