CxM 1st Mini Album ‘HYPE VIBES’ - EP

CxM 1st Mini Album ‘HYPE VIBES’ - EP

CxM

2024年にSEVENTEENのメンバーたちが兵役期に入ると、グループ内ユニットによるアルバムが必然的に増えていった。2025年には、S.COUPSとMINGYU、通称CxMによる作品もその流れに加わった。 2人はSEVENTEENの公式ヒップホップユニットのメンバーだが、デビューEPとなる本作『HYPE VIBES』はヒップホップ一辺倒ではない。リード曲「5, 4, 3 (Pretty woman)」では、アメリカ人ラッパーのLay Bankzをフィーチャーしつつ、楽曲自体はロイ・オービソンの1964年のロックンロールナンバーをサンプリングしている。興味深いことに、このディスコチューンで韓国語を口にするのはフィラデルフィア出身のLay Bankzだけで、ラップ中に「예뻐(かわいい)」と一言添えている。 S.COUPSとMINGYUは、控えめなオープニング曲「Fiesta」とR&Bナンバー「Worth it」でラップを披露する。その後は「For you」で、よりリラックスしたムードへと移行し、聴く人すべてに友達になろうと手を差し伸べるように歌う。「Let's hit up K-TOWN, 눈동자에 Cheers(K-TOWNに繰り出そう 瞳に乾杯)」とMINGYUが誘い、アルバム全体を貫くSoCal(南カリフォルニア)とK-Popが融合した空気感を象徴している。 本作は、30代を見据え始めたS.COUPSとMINGYUにとって一つの転機ともいえる。ギターが叙情的に響く「Young again」では、若さのはかなさを振り返る。けれども彼らはまだ老け込む年齢ではない。EDMで締めくくる「Earth」では、最後まで踊ろうと呼びかけ、尽きることのない若いエネルギーを燃やしている。

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