DOPAMINE

DOPAMINE

2019年に陽気な大ヒット曲「Ramsom」で一躍脚光を浴びた当時、リル・テッカはクイーンズ生まれでロングアイランド育ちの16歳で、彼のキャッチーなメロディは、Speaker Knockerzやチーフ・キーフ、エイ・ブギー・ウィット・ダ・フーディからの影響を受けたものだった。それから6年の歳月と5作のアルバムを経て、テッカは正真正銘のスターとなり、つやのあるハイパーメロディックな、そして「Ransom」のミュージックビデオで歯列矯正器具を着けていた少年よりも明らかに成長した独自のサウンドを確立した。5作目のアルバム『DOPAMINE』のリードシングル「Dark Thoughts」で、彼はスヌープ・ドッグの「Beautiful」に参加した頃のザ・ネプチューンズを彷彿させるビートに乗せて、「My life changed so fast that I don’t even recognise myself from last year(俺の人生はあまりに早く変わってしまって、去年の自分すら他人みたいだ)」と歌うようにラップしてみせる。グリッチホップなサウンドをまとった「Tic Tac Toe」でのKen Carsonのフィーチャリングを除けば、テッカは楽しげなラブソング「Favoirte Lie」から浮遊感あふれるエクスペリメンタルなサウンドの「One Night」、そしてバグルスの「Video Killed the Radio Star」をスロー&チョップでサンプリングした何度でも聴きたくなる「OWA OWA」まで、17曲の収録曲全体を通して自分を守り通している。

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