COBALT HOUR

COBALT HOUR

前2作「ひこうき雲」と「MISSLIM」をキャロル・キングに通じるシンガーソングライター然とした私小説のような作品とするならば、本作は、ポップスとして饒舌なエンターテインメント性をいたるところに配置したきらびやかな作品であり、彼女のブレイクポイントとなった一枚。ファンキーなリズムとクールなローズピアノのバッキングで刻まれる"COBALT HOUR"をはじめ、その後もティーンエージャーに歌い継がれていく"卒業写真"、バブルガムポップを洗練されたコーラスワークで仕立て上げた"ルージュの伝言"など、名曲が並ぶ。また、別れた彼氏を豆に例え、コトコトと煮込んで新しい彼氏にふるまうという歌詞をニューオーリンズ風の軽妙なアレンジで聴かせる"CHINESE SOUP"など、極上のウィットを効かせる21歳のポップスレジェンドがここに生まれた。

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