「新年から自宅で働かなきゃいけない方のための、ちょうどいいすてきなメロディ」をApple Musicのために選んでくれたマンガ家の諫山創（いさやま・はじめ）。彼が2009年に連載を開始し、空前のブームを巻き起こした『進撃の巨人』は、2021年についに完結した。このプレイリストには、創作に明け暮れた激動の日々を支えた楽曲が並ぶ。「実際にきつい連載を支えてくれた、個人的に聴いていてとにかく気持ちいい曲を選びました。ぜひ働く活力にしていただきたいです」と、本人はコメントを寄せた。RHYMESTERやTempalayが奏でるゆるやかなグルーヴはヒートアップした頭をクールダウンさせ、Creepy Nutsやwebnokusoyaroの切れ味鋭い言葉は疲れた心に風を通してくれる。「音楽業でもなんでもない素人の選んだ曲ですが、気に入っていただけたらすごくうれしいです」。あの名作が生まれた制作現場には、このプレイリストの中の楽曲が流れていたのだ。そんな彼の新年の抱負は、「働かないこと」だという。