はじめての スクリッティ・ポリッティ

ポストパンク、ニューウェイブとブラックミュージックの幸せな巡り合わせといわれ、1980年代の音楽シーンに大きな功績を残したスクリッティ・ポリッティ。1977年、ウェールズ出身のグリーン・ガートサイドを中心に結成された当初は、ギャング・オブ・フォー、ザ・ポップ・グループなどと同じポストパンク系のバンドと目されていたが、徐々にポップなサウンドに移行し、1985年に名盤「Cupid & Psyche 85」を発表。エレクトロ系の緻密なサウンドとソウルフルなメロディは、世界的な評価を獲得する。実験性とポップ性を共存させた楽曲は、その後のシーンに大きな影響を与えた。