1985年に鳴り物入りのデビューを飾り、瞬く間にスターになった LLクールJ。バトルもいとわないハードコアなラッパーとしてのタフなイメージと、女性からのアイドル的な人気を同時に得ることに成功した、当時としては稀有な存在だった。シーンに強烈に印象付けられた彼のラッパー像は、後にジェイ・Z やエミネムをはじめとするソロアーティストのロールモデルになったと言えるだろう。