

新たな高みに達し、アイデンティティと経験に突き動かされたサウンドで自分たちの存在を示す、多様なジェンダーのアーティストたちにささげるプレイリスト『Thrive』。ここに並ぶ楽曲の多くは、ジェンダー、セクシュアリティ、メンタルヘルス、そして生涯に及んだり流動的に伴ったりする自己発見に関する要因といった、アーティスト自身の経験を直接的に取り上げている。また、人生、愛、喪失、成長などあらゆるものに焦点を当てた楽曲も数多くセレクト。それらはどれも価値があり、音楽シーンにおける認知度のためにも重要な曲ばかりだ。ジェンダーは、ジャンルではない。それらのストーリーは、アートの分野で見られたり聴かれたりすることがほとんどないと感じているリスナーに多様性を伝え、共感をもたらすのだ。その一方で、アーティスト自身のアイデンティティが唯一の決め手である必要もない。
『Thrive』には、特定のジャンルに当てはまる曲はほとんどなく、ファンタジー、流動性、ドラマに満ちた曲が多い。魂をむき出しにしたインディーズの楽曲から、混沌としたハイパーポップ、そして赤裸々に訴えかけるパンクまで。これらの曲は手掛けたアーティストたちと同じくらい多様であり、照らすスポットライトはますます輝きを増している。