スピッツ：ラブソング

やわらかく奥ゆかしい言葉で、ドキッとするほど生々しく繊細な感情を描くスピッツのラブソング。ソングライターの草野マサムネは、恋に落ちた人間の弱さや脆（もろ）さまで包み隠さず歌うことにより、恋の美しさを表現する。その歌はときに甘く、ときにビターで、身を切るような切なさを感じさせることもある。どの曲も優しい歌声としなやかなメロディに彩られているが、そこに息づくエモーションはどこまでも熱い。