クリスマスキャロル・カバーソング 2021

クリスマスキャロル・カバーソング 2021

ホリデーシーズンは、家族が集まり、食べて、飲んで、陽気に過ごす、毎年恒例の大切な時間。でも、せっかくのパーティーだって、素敵な音楽がなければどうだろう? 正直なところ退屈だ。そんなときは、Apple Musicにおまかせあれ。昨年と同様、2021年もプレイリスト『クリスマスキャロル・カバーソング』がおすすめだ。こちらがApple Musicから依頼を受けた現代の音楽シーンで最も影響力のあるアーティストたちが、クリスマスやホリデーシーズンにぴったりな曲の数々を再構築した特別なコレクション。前回のプレイリストには、ジェイムス・ブレイク、オズナ、Fivio Foreigntらアーティストが参加していたが、今年はJay Wheeler、Ari Lennox、Tate McRae、Joy Oladokunといった面々の曲を中心にクリスマスムードを盛り上げる。もう、みんなの脳裏に焼き付いているビング・クロスビーの曲をわざわざ引っ張り出すことはない。その代わりに、このプレイリスト『クリスマスキャロル・カバーソング』をさりげなく流してみよう。そうすれば、きっとあなたもちょっとしたホリデーシーズンのヒーローになれるはず。 浦上想起「White Christmas」 最初に聴いたのはビング・クロスビーのバージョンだったと思います。魅惑的なメロディの起伏と歌声に、初めて聴いたときから魅了され続けています。この曲を聴くと、実際に目にした経験が無いにもかかわらず、暖炉の炎のおかげで幸福な空気に満たされた部屋、窓の外にぼんやりと光る雪、主役を競うようにひしめき合うツリーのイルミネーション、絹張りの壁に掲げられたトナカイの顔、そんな光景が浮かびます。 Griff「O Come All Ye Faithful」 私にとってはかなり懐かしい曲。私は教会で育ったから、クリスマスはいつもイエスについて学び、キャロルを歌うための日だった。だから、他のクリスマスソングがとても楽しいものだとしても、私は自分にとってのクリスマスの意味に立ち返ることが重要だと思う。それで伝統的な賛美歌を歌うべきだと感じたの。 Tate McRae「I’ll Be Home for Christmas」 この曲を聴くと温かさとか、映画とか、ホリデーにまつわる大好きなものを全部思い出す。友だちや家族と過ごすこともね。それを自分の歌で再現してみたいと思った。最初は定番のクリスマスソングを再構築するなんて、私にはできないと思ったけど、とにかく自分なりのアレンジを加えてみて、それを聴いたファンのみんなが気に入って、ホリデーシーズンを楽しんだり、感謝できるような最新バージョンにしたかった。 JP Saxe, 「The River」 僕にとってこの曲は、新しい街で一人でホリデーを過ごし、クリスマスにアップライトピアノの前に座って、自分自身の感情に浸っていたことを思い出させてくれる。最高に幸せな思い出ではないことはわかっているけれど、たとえ一緒にいなくても愛する人たちとのつながりを感じさせてくれて、まさにホリデーに必要な曲だと思うんだ。 袁娅维「Grown up Christmas List」 定番のクリスマスソングを現代のアーティストたちがアップデートするApple Musicのコレクション『クリスマスキャロル・カバーソング』2021年版。中国出身のシンガー、袁娅维 (Tia Ray) は、どんなときに聴いても気分が良くなるというAnthony Evansバージョンの「Grown up Christmas List」を選んでくれた。「メロディがとても感動的で、歌詞は私に多くの希望を与えてくれるし、家族への思いを募らせてくれてハッピーな気分になる」と、彼女は語る。「それが何よりも大事なこと。だから私は私ならではのバージョンを通して、家族や友人やクリスマスを愛するすべての人に愛を贈りたい」 Ari Lennox「My Favorite Things」 ジュリー・アンドリュースは目を見張るような美しいシンガーだから、彼女の歌うオリジナルバージョンは私の心に強く響いたの。彼女のトーンはとても素敵で、自分のバージョンを作りたくなった。私はこの曲を、まさにソウルフルかつオーセンティックなものと解釈していて、それは私そのものなの。 Wolf Alice「In the Bleak Midwinter」 Ellie Rowsell:「In the Bleak Midwinter」は、キャロルというとまず思い浮かばないかもしれない。とても牧歌的で、ある意味かなりイギリス的な曲でもあり、すごくすてきだと思う。私たちは4人とも、この本当に美しい心に残るメロディを楽しんでいて、自分たちならではのカバーができるのではないかと考えた。よりわかりやすいキャロルの選択から距離を置くという考えを、みんなが持っていたと思う。 Sofi Tukker「What a Wonderful World Sophie Hawley-Weld:「What a Wonderful World」をカバーすることに決めたのは、間違いなく私たちの大好きな曲の一つだから。ルイ・アームストロングは天才だ。彼は本当に美しく歌い上げる。だから、ここではジャズのコードを使ったり、メロディを変えたりして、Sofi Tukkerらしい歌い方にした。 IDK 「Coal」 他の家庭のように完璧ではないかもしれない、黒人の家庭における“ブラック・クリスマス”を描いた曲なんだ。テレビなどを通して見聞きしたクリスマスに関することと、自分にとっての現実のクリスマスを比較してみた。この曲からは、子どものころのクリスマスの思い出がたくさんよみがえってくる。一年を通して自分がやらかしたことのせいで、良いプレゼントがもらえないのではないかと心配していたこととかね。でも、うちの母は、いつもクリスマスには俺のために何か用意してくれていたようだ。 Dermot Kennedy 「Driving Home for Christmas」 これまでずっとお気に入りのクリスマスソングだったから、「Driving Home for Christmas」をカバーすることにした。今は故郷を離れているからこそ、なおさらこの曲に愛着を感じるのだと思う。クリスマスには必ず家に帰れるとわかっているし、僕はそれを楽しみにしているんだ。 ターシャ・コブス「The First Noel」 私の解釈では「The First Noel」には、礼拝的な雰囲気が漂っている。この曲をプロデュースした、ケニー(夫でもある)がボーカルとメロディが映えるようにうまくアレンジしてくれた。聴いてみると、すべてが脇に添えられていて、プロダクションやミックスの中心に突き刺すようなボーカルがある。曲の持つフィーリングを見事に捉えていると思う。 アンガス・ストーン、ジュリア・ストーン「Hark the Herald Angels Sing」 ジュリア・ストーン:子どものころ、うちには毎年クリスマスに向けて聴いていたクリスマスCDがあって、その中に「Hark the Herald Angels Sing」が収録されていた。すべてのクリスマスキャロルがそうだと思うけど、特にこのCDに入っている曲は、家族にとって本当に平穏だった時代と、家族といつも一緒に過ごせたこと感じさせてくれる。 アンガス・ストーン:クリスマスは、みんなが一緒に過ごす、本当に美しい時間だよね。喜びや、愛。そして僕らは音楽を共有することで、音楽がすべてにおいて特別な役割を果たすことができると考えているんだ。 Shenseea「Hallelujah」 正式にアーティストになる前に、「Hallelujah」を『ザ・ヴォイス』(オーディション番組)で聴いたことを覚えている。出場者がカバーを披露したんだけど、それ以来、私はあの曲に恋してしまった。原曲を聴いて印象に残ったのは、祈り」と彼女は語る。私はいつも祈り、賛美を捧げているし、毎日神様に感謝している。私にこの声を授けてくれたイエス様に。 Eden Prince、Karen Harding「Last Christmas」 Eden Prince:僕にとっては、そこら中から「Last Christmas」が聴こえてくるようになるまでは、クリスマスが本当に始まったとは言えないんだ。この曲は、ホリデーシーズンの到来と、手遅れになる前にプレゼントを買い始める時期であることを告げるサインなんだよ。 Karen Harding:「Last Christmas」は、間違いなく私のお気に入りのクリスマスソングの一つ。鐘の音をバックに、ゆったりと時間が流れている感じがする。それにもちろん、私はジョージ・マイケルが大好き。私の音楽は彼から大きなインスピレーションを得てるの。 Gabby Barrett「Silent Night」 「Silent Night」をカバーすることに決めたのは、大好きなクリスマスソングの一つだから。穏やかで静かな夜のことを語り、生まれたばかりの子どもや、私たちの神が生まれたことの素晴らしさを表現していて、とても美しく書かれている。すべての面において美しい曲だと思う。 Tai Verdes「This Christmas」 僕がクリスマスムードに浸りたい時に毎回必ず聴くのが、ダニー・ハサウェイのバージョンの「This Christmas」なんだ。この曲は、僕が初めてもらったプレゼントを開けたことや、ツリーの下に積まれたプレゼントに目を奪われたりといった、ホリデーの記憶をよみがえらせてくれる。(プレゼントが)多い時もあれば、少ない時もあって、でも、僕はプレゼントを見るといつもワクワクしてたよ。 Tauren Wells「Merry Christmas, Happy Holidays」 プロとして音楽活動を始める前に、僕はモールの中の書店で働いていた。そのころ、一年で一番好きな時期はホリデーシーズンだった。クリスマスが近づくとお客さんの行列がどんどん長くなるから、みんなを楽しませるためにレジでこの曲を歌っていたんだ。 Joy Oladokun「Jingle Bells」 楽しくて、ちょっとにぎやかな曲だよね。誰にだって、車の中で歌ったり、子どものころに聴いたりしていた、おばかなバージョンがあるんじゃないかな。必ずしも宗教的だったり、スピリチュアルだったりという意味合いを持たない、クリスマスシーズンをクールに表現した曲。タイトル通り、この季節のサウンドや雰囲気を持った曲だよ。 Jay Wheeler「Me Voy a Regalar」 (マーク・アンソニーの)「Me Voy a Regalar」は、幼いころから、プエルトリコでクリスマスが来るたびに聴いていた。オリジナル曲は本当に心に響くんだ。とても美しくて、クリスマスにまつわるたくさんの思い出をよみがえらせてくれる。それに、マーク・アンソニーは僕の大好きなアーティストの一人でもあるんだ。 Eslabon Armado「Navidad Sin Ti」 Pedro Tovar:この曲をカバーすることに決めたのは、メキシコの地方ならではの素敵なクリスマスソングだから。それに、子どものころにラジオで毎日聴いていた曲でもあるんだ。オリジナルバージョンはとても雰囲気がある。今ではあまり見かけない、もしくは使われないような、いろんな楽器が使用されている。僕たちのスタイルは当時のそれとはまったく違っていて、どちらかというとノルテーニョ音楽のような、ベースにギターが乗る感じなんだ。チューバも加えるかもしれないな。 Barbara Pravi「Ave Maria」 シャルル・アズナブールの歌声は、祖父とのクリスマスを思い出させてくれる。なぜだかわからないけれど、シャルル・アズナブール、ジャック・ブレル、バルバラらによる往年のフランスの曲を聴くと、祖父母を思い出す。だから、シャルル・アズナブールの『Ave Maria』を歌うことで、子どものころの自分に近づける感じがするんだと思う。 ダナ・パオラ「Last Christmas」 クリスマスを祝うだけでなく、もう一つ別の意味を持つクリスマスソングが大好き。この曲の歌詞は、私の人生のある時点における、同じような経験を表している。この曲の歌詞は、私の人生のある時点での似たような経験を表している。この曲にまつわる私の思い出は、クリスマスイブに一人きりの部屋で大声で歌って、少しだけ泣いたこと。良い経験ではなかったけれど、そのころに引き戻される感じを楽しんでる。 Esther Graf「Merry Christmas Everyone」 この曲の歌詞に、私は一番引きつけられる。歌詞はとても一般的な内容なので、この曲には誰もが共感できるはず。しかも、みんなが求めているクリスマスの雰囲気もちゃんと味わうことができるしね。この曲は愛やお互いを愛し合うことについての歌で、それこそは私が広めたいメッセージなの。 Zivert 「Kaby ne bylo zimy」 『Prostokvashino』は、ソビエト時代のアニメで私のお気に入り。特に「Kaby ne bylo zimy」が流れる場面が好きだった。子どものころ、大みそかに時計が鳴り始めると、母が家中の窓を開けていたことを鮮明に覚えている。母は新年を迎え入れたいと言って、新鮮で凍るような空気がアパートを満たしていった。今では、私が必ず自分自身で同じことをしているの」

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