大御所ジミー・ライリーの息子であり、ウィンストン・ライリーの甥としても知られる Tarrus Riley。レゲエミュージックは幼少期から身近に存在し、レゲエミュージシャンになるのはある意味必然であった。その優しく包み込むような歌声と愛に満ちあふれた思慮深いメッセージは多くのリスナーを魅了し、ヒーリングミュージックとさえも称される。ニューヨークのブロンクス出身の Riley だが、今までジャマイカ系の音楽賞を数多く手にしており、その名曲の数々は今もなお世界中のダンスホールで大合唱アンセムとしてプレイされている。ルーツミュージックとは異なる音楽性でラスタの心を世界中に伝え続ける数少ないアーティストの一人である。