1989年に結成され、退廃的な歌詞が魅力の楽曲と黒服、長髪、化粧といったグラマラスなルックスで瞬く間にインディーズシーンの寵児となった LUNA SEA。メジャーデビュー後も、シングルビデオなどがチャートのトップに登りつめ、3rdシングル "Rosier" で一躍し、その人気を不動のものとする。その歴史の中で、最も変化を遂げたのは RYUICHI のヴォーカル。デビュー当時は繊細かつワイルドだった歌声は、年月を経るごとに太く艶やかなものへと進化した。2000年、バンド活動に幕を下ろすものの、2010年に復活。さまざまな経験を重ねた彼らが生み出すメロディーは、大人の男の色気に満ちあふれている。