はじめての Enrique Morente

はじめての Enrique Morente

1942年グラナダが生んだ大物フラメンコ歌手は、時代に即した歌詞の必要性を説き、1960年代末から温故知新の精神で古き良き歌を発掘。壮大なテーマを掲げて芸術的な企画を発信し、コンセプチュアルな数々の傑作を発表した。フラメンコの歌に知性をもたらしたと評される革新性で、最も後進に影響を与えたアーティストの一人として、今なお尊敬を集める。雄々しい歌声でフラメンコ界をリードする一方、つねに最高のギタリストを従え現代にふさわしい歌詞を追求。またロック勢との共演でも異彩を放ち、果敢なステージを貫いた。ここでは、ティエントス、ファンダンゴ、ブレリーアなどの伝統スタイルはもちろん、ロックバンド編成による異色レパートリーも加え、Morenteの世界が体感できる。

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