ジャパニーズヒップホップの黎明期から活動するラッパー、ECD。無骨で人間味あふれる独特な節回しのなかに、揺るぎない反骨精神を宿し、自らを取り巻く社会や生活を生々しく切り取る。1980年代後半より活動を始め、メジャー在籍時の1996年には Zeebra、DEV LARG らが出演した伝説的音楽イベント、さんぴんCAMPを主催し、ジャパニーズヒップホップの礎を築いた。2003年に発表した「ECD/Master」はそれまでの活動を時系列に総括したベスト盤。常に時代の最前線に立ち、50歳を超えてもなお精力的に創作活動を行う。