セッションミュージシャンを経て、1968年にアルバム「Gris-Gris」でデビュー。ヴードゥー教の祈祷師、 Dr. Johnを題材にした本作を機に、自らDr. Johnを名乗るようになる。1972年、ニューオーリンズクラシックを、愛情を込めて甦らせた代表作「Dr. John's Gumbo」を発表。さまざまな音楽をミックスした独特のグルーヴはロックシーンにも多大な影響を与え、ザ・バンド、ザ・ローリング・ストーンズ、リンゴ・スターらとの共演も果たし、グラミー賞 (GRAMMY) の常連に。2011年にはロックの殿堂入りを果たした。ニューオーリンズ音楽の伝道師とも言えるそのサウンドと功績は輝き続ける。