ニューウェーブ、ポストパンクを代表するバンドとして、1970年代半ばから1980年代後半にかけて活躍した Talking Heads を率いたデイヴィッド・バーン。彼はバンド活動と平行してソロキャリアをスタートし、ブライアン・イーノとタッグを組んだ「My Life in the Bush of Ghosts」で1981年にソロデビューを果たした。ソロ活動ではワールドミュージック、とりわけアフロビートやラテン音楽に深く傾倒し、イーノとの共作の中で刺激を受けたアンビエントやエレクトロニカのマナーも積極的に作品に取り入れていった。Talking Heads の活動休止後は自身のソロワークや、St. Vincent、ファットボーイ・スリムとの共作アルバムに加え、サウンドトラック制作や映画監督、プロデューサーとしてもマルチな活動を続けてきた。