

動画投稿サイトで楽曲を発信し、現役女子高生ラッパーとして一躍注目を浴びたDAOKO。つぶやくようなラップ、甘くアンニュイな歌声は鮮烈な印象を与え、息苦しい日常をリアルに描くリリックも幅広い世代の心をつかんだ。インディーズ時代は顔を出さずその存在は謎に包まれていたが、2015年のメジャーデビューを機に容姿を披露し、ダンサブルなポップソングや繊細な歌声が際立つメロディックな楽曲など、作品を重ねるごとに表現の幅を広げ、新たな魅力を次々と開花させていった。米津玄師や岡村靖幸、ベックら豪華アーティストとの共演も多く、憂いを帯びた魅惑のウィスパーヴォイスは、コラボレーション作品でも強烈なオーラを放っている。