2003年ヴォーカル/作詞担当の Alice Glass とシンセサイザー/作曲担当の Ethan Kath で結成されたデュオ。その音楽性はパンクロックの攻撃性を持つエレクトロテクノ。髪を紫に染め漆黒のアイラインで眼を縁取るアリスの存在感は、パティ・スミスを彷彿とさせる女性ロッカーのカリスマ性を体現し、ウィスパーヴォイスとシャウトを自在に操る多彩な表現力をも併せ持つ。美しく深みのあるメロディ、ダンサンブルなビートにきらびやかなエフェクトと、実験精神にあふれたサウンドも魅力だ。2014年に Alice が脱退してしまったが、翌年 Edith Frances がヴォーカルとして加わった。