

美術学校在学中に中学の同級生だった小沢健二らと結成したFLIPPER'S GUITARでデビュー。洋楽志向の音楽性が既存の商業音楽にうんざりしていた若者たちの支持を得て、のちに渋谷系と称されるムーブメントを巻き起こしていった。同バンド解散後に、ソロユニットCorneliusをスタート。アルバムごとに路線を変更し、ハードロック/ヘヴィメタルを経て、サードアルバム「FANTASMA」では音響系にシフトチェンジ。以降、エレクトロニカ路線を軸としつつも、一つのジャンルにとらわれない幅広い音楽性を展開した。リミックスやプロデュース、他アーティスト作品への客演など活動の幅を広げつつ、過去の誰とも違う独自のスタンスで実験的な音を奏でている。