

男性メンバー3人に女性ベーシストという編成の2000年代初頭のバンドブームをリードした重要バンドである Base Ball Bear は、パワフルな演奏とヴォーカルの間にベースの関根史織によるコーラスが挟み込まれていく独特のスタイルが持ち味。ヒネリのあるコード進行やダンサブルなビートなど、オリジナリティあふれるサウンドはミュージシャン仲間からも定評がある。ヴォーカルの小出祐介は、さまざまなアーティストとのコラボに加え、バンドやアイドルなどへの楽曲提供などにも活動域を広げている。文学的なエッセンスを持った歌詞やキャッチーなサビメロ、独特な曲調が混然一体となって生み出されるサウンドこそ、彼らの真骨頂だ。